シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

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【消費税増税】プレミアム商品券、ポイント還元、なんのこと?

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10月1日から日本では

消費税が増税になりました。

8%から10%に。

 

シンガポールは現在7%

なので差がありますね。

 

正直、10月から何が起こるのか

全然わかっていませんでしたが

10月が1週間ほどたって

ようやく全体像がわかりました。

 

増税に対して

政府が取った国策が”主に”3つあります。

それを今回は簡単に解説します。

細かい国策はもっとあるのかもしれないけど

その辺は調べていただいて。。笑

 

今更聞けないよ、、

という人や

シンガポールにいて何が起こっているのか

知りたいという人向けに

書きます。

 

意外とこのブログのアクセス、

シンガポールからもあって嬉しいです。

 

軽減税率とは

まず、1つ目の国策、軽減税率について。

これはもうよく聞きますよね。

 

簡単に言うと、

買う物や買い方によって税金が8%のまま

ってこと。

 

具体的には、

◆対象商品(主に食料品や飲食物)

◆買って帰る

場合に8%(10%にならない)です。

 

これだけ覚えておけばいいです。

 

口に入れるものかどうか?

トイレットペーパーとかはダメ。

魚はOK。

だけど、

焼魚として定食屋で食べたらダメ。

お弁当ならOK

そんな感じです。

 

ん~

 

超絶複雑だよな。

 

さらに議論として白熱しているのが

買って帰るかどうかによって税率が違う点。

 

テイクアウトかイートイン(take away or having here)

で違うけど

どちらも提供している店がいっぱいあるので

大混乱を巻き起こしています。

 

よく議論されているのが、

 

例えばカフェで

コーヒーを注文しました。

最初は持ち帰るつもりでお会計した(=8%)。

だけど、急に雨降ってきたので

カフェ内で飲むことにした。

という場合。

 

同じことなんだけど

もっと悪い人だとすると、

最初から店内で飲む予定だったコーヒーを

持ち帰りますと言ってお会計した(=8%) 

という場合。

 

これはどうなるか?

 

正解は、

注意する人がいないから8%のまま

です。

 

店からしたら

消費税は消費者からもらっても

国に横流しして納めるだけなので

店として何%で徴収しても利害がないのです。

国もその人が実際に店内で飲食をしたかどうか

チェックできないので

国は店側の申告を信じるだけ

です。

 

あなたの正義感、モラル次第、

ってことになります。

 

 

なんでこんなザル運用を?と思うかもしれませんが

私見では

・少しでも増税反発論を防ぐため

・多少悪用されても余るほどの税収増を期待できるため

・日本人は総じてモラルが高いため

だと思います。

 

東南アジアでこんなことしたら

全員が8%を申告(8%申告しないほうがバカ扱いされる)する

と思います笑

※私の感覚論

 

 

 

ポイント還元とは

消費税増税に伴う国策、第二弾は

ポイント還元。

 

これはねぇ、ホントによくわからなかった。

軽減税率は

正直ニュースでもかなり取り上げられていたから

理解していたけど、

ポイント還元ってナニ?状態。

 

しかも今、

●●ペイ系がポイント還元キャンペーン打ちまくってるから

それとの違いとかが謎すぎて

混乱しかなかったわけ。

 

これについて詳細はまた取り上げるんだけど、

今日は概要を。

 

簡単に言えば、

クレジットやPASMO/SUICA決済、

おサイフケータイやQRコード決済(●●ペイ系)

といった、

現金決済以外の手段で物を買うと

2%か5%のポイント還元される

という仕組みです。

 

・・・

 

・・・

 

・・ん?

 

パニックになった人手を挙げてください。

 

え?

国がやる施策で、

ポイント還元って

どうやって受取るの?

誰が?

何のポイントがもらえるの?

 

ってなりません?

少なくとも俺はなったよ。

 

意味わからんもん。

 

 

まず結論から。

 

ポイント還元は、

各決済事業者のポイントで

還元されるので

政府からポイント還元されるわけではないです。

 

何を言ってるかというと、

例えば

ペイペイで払ったら2%か5%が

ペイペイにキャッシュバックされる

 

PASMOで払えば2%か5%が

PASMOポイントで還元される

 

クレジットカードで払えば2%か5%が

クレジット会社のポイントサービスで還元される

 

そういうことです。

 

なんで?って思うかもしれないけど

仕組みは単純で、

各決済事業者がポイント還元するんだけど

決済事業者自体が政府に後で

還元分の費用を請求してるってわけ。

 

さらに2%か5%かって言ってるのは、

中小企業なら5%にしてあげますよってこと。

 

イメージ図こんな感じ。

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とにかく消費者の俺らとしては、

キャッシュレス決済しておけばOKってこと。

 

国が何でキャッシュレスで

こんなに還元してくれるかって

それは、

税金逃れしている小売店が多いから。

 

現金でやりとりされると

足がつかないから売り上げを過少申告して

税金を払わない事業主が多いんだよね。

 

キャッシュレスにして

データ収集することで

言い逃れできなくして

しっかりと税金を納めてもらうちう

税収増効果を狙っているわけです。

 

 

 

プレミアム商品券とは

最後にの国策として、

プレミアム商品券施策があります。

 

いわゆるバラマキ施策というやつ。

 

2歳以下の世帯(=子育て世帯)

または

非課税世帯(貧しい人や高齢者)

に対して

2万5千円の商品券を2万円で売りますよ

というもの。

 

詳しくはこちら。

https://www.02premium.go.jp/info/

 

子育て世帯や高齢者に対して

5千円分をバラマキした施策だね。

 

子育て世帯への他の施策としては

幼稚園・保育園無償化というのもあります。

 

こちらはパパママ世帯はよく知っていると思うので

あえてここでは言及しませんが

なかなかすごいよね。

まとめ

今回は消費税増税に伴う国策として、

1.軽減税率

2.ポイント還元

3.プレミアム商品券

を紹介しました。

 

上手く活用して少しでもお得に

生活しましょう~