シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

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【シンガポール春節】旧正月ってなんだ?

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旧正月を祝う言葉が

街中に踊りだすシンガポール。

 

シンガポールの70%は

中華系。

 

金玉满堂。

 

こんな言葉に興奮する俺は

まだまだ子供。

 

仕方ないよね。

 

本当の意味は

金玉=昔の小判のような貨幣
满堂=家に満ちますように

ということで

お金がいっぱい家庭に来ますようにという

意味です。

 

さてさて

そんな旧正月について

知っている人

どのくらいいますか?

 

今回は

旧正月が何で正月とずれているのか、

旧正月はシンガポールでは

どんな特徴があるか、

あと干支についても書いていきます。

 

旧正月とは

旧正月は、中国のお正月。

2021年でいうと、

2月12日からスタート。

 

シンガポールでは

2月12日と2月13日がお休みで

つまり

元旦とその翌日が休みって感じ。

 

マニアックな話だけど、

旧正月なんて日本でしか言わなくて

春節というのが正しい。

 

しかも中国人からすれば

春節の方が新しい正月なわけで

旧正月という呼び名自体に違和感がある。

 

太陽の動きベース

⇒旧暦と呼ばれ、1月1日が正月

 

月の動きベース

⇒新暦と呼ばれ、2月4日前後が正月

 

ということ。

 

春節を

Lunar New Yearと呼んでいて

それは月の動きベースだからです。

 

日本人にはまだ旧正月の方が

馴染みがあるから旧正月と呼んでみる。

 

旧正月への活気と熱気

コロナの前のシンガポールの様子だけど

こんな感じ。

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活気がすごい。

人。人。人。

 

正月前のアメ横の3倍くらいの活気と

混み具合。

 

みんな正月に向けて

お菓子とか飾りつけとか

日本でいうと門松的なものとか

とにかくいっぱい買い物する。

 

あと、

とにかく赤がお祝いの色

赤色のものが店頭に並ぶ。

 

H&MとかZARAとかも赤の服を置きまくって

購買させようと必死だし

みんな赤の服を買うみたい。

 

モデルだってそう。 

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散髪も旧正月より前にやっとくのが

吉とされていて

この時期になると、

美容室の値段が1.5倍になります。

 

美容室に行くなら1月の初旬までに!

というのが鉄則。

 

美容室の人に聞いたけど

値段を1.5倍にしたって予約いっぱいになるんだってさ。

 

それくらい旧正月への

中国人の意気込みはすごいわけ。

 

同僚の中華系シンガポリアンも髪切ってたなぁ。

 

 

 

干支の違い

干支はみなさんわかりますよね?

2021年は丑。

Year of OXです。

 

日本だと

干支って

ねずみ、牛、虎、うさぎ、龍(りゅう)、ヘビ、

馬、ヒツジ、サル、鳥、犬、イノシシ

の12種類ですよね。

 

でも違うんです。

 

日本以外の

干支を数える国では。

 

干支を数える国は

中国、韓国、シンガポール、ベトナム、タイ。

あとロシアやチベットも少しあるみたい。

 

まず、

大きく違うのは

最後のイノシシ。

 

これはすべての国と日本で違います。

 

他の国では

イノシシではなく

ブタです。

 

こういうのってどっちが正しいとかじゃないからね。

2019年のシンガポールの

正月の様子がこちら↓

 

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ね?ブタでしょ?

イノシシじゃないんです。

 

あと、

タイとベトナムでは

違いがあって、

 

ウサギ

じゃなくて

ネコ

らしいです。

 

かわいいよね。

 

まとめ

旧正月についてまとめてみました。

月ベースの暦だから少しずれてしまうっていうのと

干支って実は国によって違う

っていうこと。

 

日本が

ブタじゃなくてイノシシにしたのは

そのほうが昔はなじみがあったのかな。

 

所説ありそう。