シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

シンガポール赴任経験からシンガポールのことや日々感じることを発信

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【シンガポールの仕事】職場への馴染み方

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気づけばシンガポールに来て9か月。

いろんなトラブルに巻き込まれながらも

仕事をそれなりにこなしてきた。

 

来る前に想定したほど

馴染めなくて辛い

とか

上手く力を借りれないで行き詰る

とか

あんまりなくて、

一応何とかなっている。

 

これはありがたいことなんだけど

振り返ってみて

なんで上手くいったか

 

そんなことを共有して

誰かの一助になればいい。

 

...ならなくてもいい。

 

そういう話。

 

1.日本のやり方を継続した

個人的に良かったと思ったのは

日本でやっていた仕事のやり方を

継続したということ。

 

シンガポールに来ると、

シンガポールなりのやり方がある。

それは良いところもあり

悪いところもある。

 

良いところでいえば

判断が早い、

ゴールまでの道筋をイメージしてる

意味が通じれば資料は粗くて良い

とかかな。

 

悪いところでいえば

勤怠が緩い(遅刻当たり前)

サボりがち

自分の仕事以外はやらない

かな。

 

俺がこっちに来てから

やってるのは、

時間を守って

日本でやっていたレベルくらいには

資料を整えて

なんとなく困っているなと思った人に

関連資料をあげたり

リンク送ってあげたり

くらいの、

日本で言えばごくごく当たり前のこと。

 

でもな、

積み重ねなんだと思う。

気づいたら

シンガポール人からは

仕事が丁寧

とか

やっぱ日本人だね

とか

そういう信頼感が生まれてくる。

 

日本だったら決してそんなことないけどね笑

 

相対論なのよ。

シンガポール人がやらないから

相対的に仕事が丁寧になる。

 

先人たちのおかげで

そもそも日本人は勤勉だ

という

イメージが出来上がっている。

 

実際そうだと思うけど。

 

だから、

日本にいるようにこっちでもやれば

信頼が積み重なる。

 

自動積み立て貯金だね。

 

信頼が積み重なるってことは

ベーシックに大事なことだと思う。

 

2.ランチの活用

もちろん仕事してるだけじゃ

おとなしい日本人で

終わっちゃう。

 

かといって、

かといってよ?

 

明るく振る舞うために

俺みたいな30過ぎのオジサンが

オフィスで

イェェェェエエエーイヽ(○´∀`)ノ

とは出来ないわけで。

 

どうやっていくかなんだけど

俺はランチをうまく活用したのでは

と自己分析してる。

 

ランチで

なるべくシンガポール人と絡む。

一緒に飯に行く。

日本人のオジサンはほっておく。

 

そんな感じ。

 

夜の飲み会で仲良くなるとかは

こっちでも効き目は当然あるんだろうけど、

日本みたいに

そもそも飲み会が頻繁にない。

(うちの会社だけかもしれないが)

 

でも、ランチは絶対ある。

だからこれを活用。

 

ちなみに 

俺みたいな

英語レベルがゴミくず野郎としては

来たばっかりの4月、

コミュニケーションの取り方が不安だった。

 

でも

ランチはマジでちょうどいい。

 

何が良いかって、

ランチは

話のネタとして、ご飯がある。

 

なにこれ?

とか

なに頼んだの?

ここらへんでおいしいと思うの何?

とかとか。

 

しかも簡単な英語で質問できる。

ネタに困らないよね。

 

あと、ランチの良いところは、

時間制限がある。

 

これも良い。

 

少し話しているだけで

気づいたらオフィスに戻って

仕事しなければなくなる。

 

4月はそういう時間制限もよかったな。

今となっては時間が足りないくらい笑

 

でもこうやってランチすることで

自然とコミュニケーションが取れる。

 

仕事をする上でコミュニケーションはマジで大事。

 

3.頼る

最後はこれ。

やっぱりね、

英語レベルがチ●カスの俺からすると

どうしても

英語でやりきれないことや

商習慣としてわからないことがある。

 

そうしたときは、

迷わずシンガポール人に頼るべき。

 

1とか2とかで信頼が出来てて

コミュニケーションも取れていれば

シンガポール人は基本的にいい人だから

むしろ喜んで助けてくれる。

 

正直、日本で働く日本人に比べれば

業務量もそんなにないし

助ける余力はあるよね

と思ったりしちゃうんだけど

そういう顔は一切しない。

 

あんまり簡単なこととか

ただめんどくさいことをお願いすると

信頼が崩れるから注意な。

 

あと、最初は小さなお願いが

良いと思う。

 

俺は単純に、

超大事なお客様に対してのメールの英語とか

プレゼン資料の英語とか

いわゆる英語を見てもらったなぁ。

 

あ、今でも見てもらうけど笑

 

シンガポール人からしたら

英語くらい良いよ、って気になるし、

見てもらって、

ありがとう、お前やるなぁ、さすがだ!

と褒めると

なんだか信頼関係がより深くなる。

 

もちろんお願いばっかりしてたら

ウザがられるから

この塩梅は日本と大して変わらないんだろうけど

言いたいことは、

シンガポール人だって頼られると嬉しい

ということ。

 

まとめ

自分がやってきたことを

振り返るとこんな感じで

スタートして

今はいい関係を築けている(気がする)。

 

結構シンガポールに染まって

時間通り会社に来なかったり

資料も手抜きだったりすると

シンガポール人から見れば

シンガポール人と変わらないから

価値があまりない。

 

逆に

彼らのイメージにある、

ポジティブな日本人にあてはまるよう

日本でやっていたことを

こっちでもやってみよう。

 

意外とそれだけでうまくいく。

 

一応言っとくとな、

こんなん運と縁だからな、

これを実践したところで

全然うまくいかない場合もあるし

俺の企業はゆるふわ系だから

みんな優しいのかもしれない。

 

あくまで参考レベルということで。

 

ちなみに関係ないけど

俺は掃除のおばあさんと仲が良い。

 

この掃除のおばあさんが

実は不動産をいっぱい持ってる超リッチなセレブだ

という

映画のようなストーリーを

俺は待っている。

 

このオフィスで私に構ってくれたのは

あなただけよ、

御礼に、1つ不動産をあげましょう。

 

人生はどこで逆転するかわからない。

 

 

そう信じて明日の朝も元気よく挨拶する。