シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

シンガポール赴任経験からシンガポールのことや日々感じることを発信

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タイとベトナムのビジネス背景

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シンガポールからアクセスが良いこともあって

東南アジアへの出張が多い。

 

タイとかベトナムとか

マレーシアとかに行く。

 

東南アジアに来て10か月だけど

特にタイとベトナムではいろんなことを

見て知ったから、

これまで培ったそれぞれの国の特徴を

ビジネスベースで簡単にご紹介。

 

あくまで

俺の経験値と

出会った人から聞いた話、

肌感覚ベースだから

そこんとこお願いします。

 

 

タイのビジネス歴史と国民性 

タイは言わずと知れた親日国。

なぜ好きなのかを

ビジネスの側面からご紹介。

 

ビジネスで言ったら、

タイと聞いたら、トヨタ

2秒で答えるようにしてください。

 

それくらいトヨタ様様の国。

 

トヨタだけではなくホンダとかの

工場、下請け、孫請け、ひ孫請け・・・

など

いーーーっぱい日本の自動車製造業の

工場がある。

 

タイはトヨタのおかげで

日系の企業が本当に多い

 

トヨタを筆頭に、自動車だけでなく

製造業もたくさん。

トヨタ様が基盤を築いてくれたから

俺らも行こうぜってなノリ。

 

タイは昔から日本の製造業の

工場が多い国だったので

当然日本人の赴任者も多く、

タイ人からすると慣れ親しみがある国が

日本、というワケ。

 

これはマジで重要で

テストがあるとしたら

100%出るので覚えておくように。

 

日本人が住むエリア、いわゆる

日本人村も大きいし

結構な頻度で日本人に遭遇します。

 

特にスクンビットと呼ばれるエリアは

日本人が特に多いね。

 

日本人が住み着いてる結果

日本料理店も多いし

日本人向けの食材や

調味料もばっちり。

男性諸君が好きそうなお店もあるし。

 

ちょっとビジネスと

関係なくなっちゃった。

 

話を戻して、

働きぶりについて。

 

これはもうタイだけではないんだけど

東南アジア全般的に

一般的なオフィスワーカーは

日本人から見ると

サボり癖がある。

 

オンタイムで物事は進みません。

シンガポールですらそうなんだけどね笑

 

会議や出社時間の遅刻は当たり前

納期遅れも当たり前。

 

それを理解して

スケジュール引きましょう。

じゃないとイラッとするから。

 

ちなみに

サボるとか手を抜くことについては

男の方がその傾向が強く

女性は比較的真面目です。

 

マイペンライ(なんとかなるさ)というのが

彼らの口癖。笑

 

たまにキレそうになりますが

国民気質なのでおおらかにね。

 

ということで、

タイは日系を中心とした製造業、

工場が多く女性が比較的マジメ

ということです。

 

ベトナムのビジネス歴史と国民性

さて、

一方でベトナムはどうか。

タイが日系なのに対して、

ベトナムと言えば、ザ・韓国です。

 

文章にするとマジ意味わかんないな笑

 

まぁつまり、

韓国系企業がすごく多いということ。

 

これもまた面白いビジネス的な

歴史の話があって、

 

元々は韓国系企業も

日本をならって、

タイに工場をいっぱい作った。

 

ところが

1997年、タイバーツの通貨危機が

起こった。

 

タイの経済危機だね。

タイが超不景気になったわけ。

 

そこでとったアクションが違う。

 

日系の企業はタイにそのまま残り

タイを見捨てずに頑張って稼働し続けた。

 

韓国系企業は

タイを見限って、

他の国を探した。

探した先は、、、、

そう、

ベトナム。

 

韓国系企業はタイからこぞって撤退し、

みんなベトナムへ。

 

自動車のヒュンダイとか

サムスンとか

お菓子メーカーのロッテとか。

 

名だたる企業がこぞってベトナムに

進出してベトナムに韓国人村を作ったわけ。

 

だから韓国系企業が多いし

事実韓国人もすごく多い。

 

あと、忘れちゃいけないのが

最近の動き。

IT関連でいうと、

国としてプログラミングに力を入れているのか、

エンジニアがすごく優秀

日本もにも負けないレベル。

そして安い。

 

ベトナムと言えばソフトウェアエンジニア

というくらい

ベトナムはホットです。

 

これ知らなくて

エンジニア系の会社にのほほんと努めている人、

マジでメモな。

 

変なシステムを自前で作ったり

日本のよくわからない会社に投げるくらいなら

ベトナムの会社に作らせた方が

早い、安い、質もそこそこ

という感じでかなりいいぞ。(経験済)

 

ベトナムの国民気質については、

タイと同じ。

ベトナムも日本人に比べれば

当然サボり気質があるし、

ベトナムも

女性の方が男性より真面目です。

 

なんでだろうね。面白い。

 

最近は日系の企業もベトナムへの投資を

かなり急ピッチで進めていて、

2年連続で韓国企業よりも

日系企業の方が投資額が大きくなっている。

 

でもまだまだ韓国系国家という感じ。

 

日本への感情

日本への感情なんだけど、

タイはもちろんさっき話した理由で

当然日本のこと大好き。

 

逆に上記の理由で、

韓国人をあまり好まない傾向にある。

裏切った人たち、という印象を

50くらいのオジサンたちはなんとなく持っています。

 

あ、もちろん若者層における

KPOPは別格なw

 

一方でベトナムはどうかっていうと

日本は別に悪いことはしていないので

日本についてもかなりポジティブです。

 

まぁつまり、

タイもベトナムも日本人は

勤勉で、優しくて、ちょっとエロいけど

基本的には好き

という好印象なのでありがたい。

 

先人の方々、ありがとう。

 

あと、両国に共通して言えるんだけど

ウェットな関係が好きです。

まぁつまり、

ランチでも飲み会でもいいから

そういうのをやるとかなり親密になるし

多少他社よりも値段が張っても買ってくれます。

 

日本でいう、昔の古臭い営業が

まだまだ手法として使える国です。

 

まとめ

いやぁ、、俺の経験値を

かなり出し切りました。

 

誰のために書いてるのか

もはやわからんないけど笑、

こんな話あるんだなぁって

頭でわかって東南アジアでビジネスすると

いろんなことの理解が早くなると思う。

 

ぜひご活用あれ。

 

タイと言えばトヨタ様

ベトナムと言えば韓国系とエンジニア集団。

 

どちらも

国民気質としては

サボりがちだけど

女性は比較的マジメ。

 

そして

 

日本はどの国からも比較的愛されている。

 

そんな感じ。