シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

シンガポール赴任経験からシンガポールのことや日々感じることを発信

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【東南アジア道路事情】道路を渡れない?

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東南アジアを周遊していて

思った交通事情のカルチャーショック、

車と歩行者の関係性について簡単に。

 

 

シンガポールの歩行者と自動車

シンガポールに来て、

カルチャーショックを受けたことの1つに

全然、歩行者優先じゃない

ということだった。

 

日本は

歩行者>>>>自動車

であり、

歩行者は神様と言わんばかりに

闊歩できる。


ところがシンガポールは違う。

 

例えば、

信号のない歩道を渡るときに

車が接近しているとしよう。

こんな状態。

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この状態で、自動車が止まってくれる確率は

 

日本だと50~80%じゃなかろうか。

 

シンガポールは10~20%。

 

おそらく、渡ろうとすると

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こんな感じになる。


だから信号機のない横断歩道を

渡るときは、

自動車優先で考えなければならない。

 

東南アジア諸国の歩行者と自動車

侮るなかれ、

最近のカルチャーショックは、

シンガポールなんて甘っちょろいということ。

 

日本が、

歩行者>>>>自動車

だとしたら

シンガポールは

歩行者 自動車

という感じ。

 

だが、

 

タイは

自動車>>>>>>歩行者

 

そしてベトナムは

自動車>>>>>>>>>歩行者

 

である。

なお、自動車にはバイクも含む。

 

もうね、ホントすごいよ。

 

自動車様様。

 

バイク様様。

 

信号機があろうがなかろうが関係ない

行けそうだったら気にせず進め!

 

それが東南アジア。

 

まだね、

シンガポールはホントマシで、

信号のある横断歩道なら車は歩行者を待つし

歩行者も安心して渡れる。

 

タイやベトナムでは、

信号はあくまで目安でしかなく

歩道が青信号、車は赤信号でも

容赦なく自動車は突っ込んでくる。

なんならクラクション鳴らしてくる。

 

背景にあるのは

とにかく渋滞がすごいから

イチイチ

信号なんかで、

歩行者なんかで

待っていられない、ということ。

 

昔、小学校のころ、

大縄跳びしていて

縄に入るタイミングがわからないと言っていた奴、

お前ら、タイやベトナムでは一生道路を渡れねーぞ。

 

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↑こういう状態でも渡るしかないのだ。

 

この写真は、

信号機がない横断歩道だけど

仮に信号機があって、

しかも歩行者が青であっても関係ない

この状態なのだ。

 

え、あれ、

俺間違ってた?

歩行者信号青だと思ってたけど、、

いやいや、やっぱり青じゃん!

なんで自動車止まらないの?

 

みたいな感じ。

 

歩行者の心情としては、

自動車様すいません、このタイミングで渡らせてください

ダッシュしますんで、エイヤッ

って感じで

気を使いながら勢いよく行かないと渡れない。

 

タイとベトナムの差

じゃあ、

タイとベトナムの差は何か。

 

さっきも書いた通り

タイは

自動車>>>>>>歩行者

ベトナムは

自動車>>>>>>>>>歩行者

としていて、

そう、ベトナムの方がひどいと感じた。

 

その違いは、

 

歩道を安心して歩けるかどうか

 

わかりやすく言うと、

 

歩道もバイクが走っているかどうか

 

だ。

 

ベトナムは、道路を渡るのが危険などころか

歩道を歩いているときでさえ

後ろや前からバイクが走ってくる。

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こんな感じ。

歩きスマホなんて怖くてなかなかできない。

歩道であっても笑

 

まとめ

東南アジアに旅行するときは

ぜひ気を付けてほしい。

 

歩行者優先なんて甘いこと言ってるのは

日本くらいで、

東南アジアは車優先です!

 

そういやイタリアも車優先だったなぁ