シンガポール赴任経験者の雑記ブログ

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シンガポールケータイ事情 ~ケータイ会社はここにしろ~

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くらっきーですこんにちは。

今日は生活必需品ケータイについて。

 

シンガポールで生活するとなれば

ケータイは必須。

日本のケータイ事情と何が違うか、

簡単に説明します。

 

ちなみに、ワタクシ、ケータイ会社に

勤務しているから

そんじょそこらの人より

70倍くらい詳しいです。

信頼ください笑

 

日本と違うケータイ事情

日本とシンガポールで違うことは

いくつかあります。

一番違うのは、

端末の買い方。

 

日本だと端末の購入に

月々サポートとか

毎月割とか

最近だと48か月割賦とか

そういうのになってきてるんだけど

とにかく端末を安く買える仕掛けがある。

特に異常なほど

日本だとiPhoneが安い。

これは

孫正義っていうソフトバンクの

社長がとった戦略がそうで

それに他社が追随したという形。

 

これは日本が異常なだけで、

海外に行くとiPhoneは高い。

これは肝に銘じましょう。

 

料金プランでの違いは、

通話料金が安めです。

通話分数500分がついているプラン、

無制限プランなど

日本みたいに

カケホーダイで1,700円とか

5分だけカケホーダイ1,000円とか

高い値付けはあまりありませんので

そこはご安心を。

 

ケータイ各社ってどこがあるの?

さて、まずはシンガポールの

ケータイ会社を紹介。

シンガポールでは、

ケータイ会社が4つあります。

1.Singtel

2.Starhub

3.M1

4.TPG 

 です。

Singtel=NTT

Starhub=KDDI

M1=Softbank

TPG=楽天

と思ってくれて問題ありません。

大きな特徴の1つとして、

TPGは昨年末から

新たなケータイ電話会社として

スタートしたばかりの企業なので

電波とかまだまだ不安定です。

 

あともう1つ、

日本でもいる格安SIM勢も

シンガポールにはいます。

業界用語ではMVNOと呼ばれている

会社たちですね。

例を挙げると

VIVIFI、MyRepublic
Zero1、Grid mobile
giga!、GOMO、redONE
Circles.Life、Zero Mobile

って感じ。

一番有名なのはCircleかな。

よく目にすると思います。 

 

日本でもそうだけど、

格安SIM勢のほうが料金も安いですが、

リアル店のショップがないので、

何かあったときに、

電話で伝えきれるか不安、とか

英語力に若干不安がある人、

”勝手がわからないうち”は

格安SIMはオススメしません!

ネットワークも不安定な事業者があるようなので

そこも注意で上級者向け。

 

日本でも、ヨーロッパから赴任できた人が

いきなり格安SIM使ってたらビビるよね。

そんな感じ。

慣れてきたら使っていいよ。

 

 

とりあえず“Starhub”なら間違いない

格安SIM勢はいったん置いておいて

通常のケータイ会社をみていきたいんだけど

狭い国土とはいえ

ネットワーク品質は大事。

 

何かあったときにつながらないって

いうのは最悪だからね。

 

そういう観点で、

2019年末現在において、

新規参入の

TPGはネットワークの意味で

オススメしません

特に地下は全然ダメというニュースが

飛び交っています(2019年12月23日現在)。

 

それ以外にも、

ローミングはできても、

シンガポールから海外への電話が

まだできなかったりと

利用制限が多いので。

ちなみに料金は

最初の6か月無料で

そのあとも基本料なし

データは毎日2GB使える、

通話は20分まで無料

といった超アグレッシブな格安プラン。

安かろう悪かろうは

おススメできないですけど。

 

 

ということで、

他の3大携帯会社で見ていきます。

  

ちなみに、

日本で使うデータ量+5GBくらい

あると良い。

理由は、

シンガポールはIT化が進んでいて

決済にしろバスの時刻表を見るにしろ

全部スマホの通信を使ってやるから

日本と同じように使っているつもりでも

データ量が結構増えます。

 

あと、日本だと

知られていないけど、

ドコモは動画とかのデータ量を圧縮して

通信しているから

その分通信料を知らぬ間に抑えられています。

ドコモはそのあたり優しいですね。

 

なので、

普段5GBくらい利用している人は

10GBくらいは少なくともほしいよね。

 

という前提で料金プランを比較。

比較するのをシンプルにするために

通話料とデータ量だけで比較しますね。

 

◆Singtel◆

・20GB

・500分通話無料で

・25ドル(2,000円くらい)

※着信者表示料金有料

 

◆Starhub◆

・25GB(+週末データ使い放題)

・100分通話無料

・25ドル(2,000円くらい)

 

◆M1◆

 ・30GB

・1,000分通話無料

・25ドル(2,000円くらい)
※ただし今は15ドルのプロモーションあり
※半年後から着信者表示料金有料

 

という感じ。

どの会社も日本に比べて安いよね。

 

ここで気になったと思うけど、

日本人になじみがなく、

気になるのは、

「着信者表示料金」。

 俺が勝手に和訳しただけなんだけど、

英語では

Caller Number Display。

つまり、電話がかかってきたときに

誰から電話がかかってきたか

番号を出す(または名前)機能。

 

日本だったらさ、当たり前じゃん?

シンガポールだとそれが

オプション料金として取られます。

これ申し込まないと

すべて「Unkown(非通知)」着信となる。

 

めちゃくちゃ不便だから

マジで気を付けて。

特にビジネスの時。

折り返せないから。 

 

ということで、

変なオプション付けなければならないとか

煩わしいことを抜きにすると

Starhub(スターハブ)

にしておけば間違いない!

 

ちなみに

スターハブはこんなマークで

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よく目にします。

まとめ

ということでまとめます。

シンガポールと日本では少し違って

端末代は高いけど料金は安い。

 

シンガポールに住み始めて選ぶとしたら

格安SIM勢は一旦やめておいて、

スターハブ(auみたいなところ)

にしなさいってこと。